教科書を理解する4つのポイントは?
色々な問題集や参考書が書店には並んでいますが、なんだかんだ言っても学校のテストで成績を上げる近道は教科書をしっかりと理解することです。
そこで今回は、「教科書を理解する4つのポイント」をお伝えしていきたいと思います。
「教科書を理解する4つのポイント」
色々な勉強方法を試してはいるが、なかなか成績が上がらない・・・という悩みをお持ちの方は基本にかえって教科書を理解するところから始めてみましょう!
①教科書は隅々まで読み込む
教科書で大切なのは太字の部分だけではありません。実はすべてが大事です。資料などを含めた部分を隅々まですべて読み込んで初めて「教科書を読んだ」と言えます。
一番陥りやすいのが太字の部分だけマーカーで印を付けて「勉強した気になる」というのは一番危険です。太字の部分が大事なのは間違いないですが、太字の語句だけを書かせる問題はほとんどありません。
あくまで教科書の全体をちゃんと読み込み、理解したうえで太字が重要度が高いというだけです。太字の部分をちゃんと理解するためにも前後の太字ではない部分も理解しないと本当の意味で理解したとは言えないのです。しっかりと全体を読み込み理解できるようにしましょう。
②教科書の問題は全て解けるようにする
教科書に問題が出ていますが、ワークやプリントよりも優先して解くようにしましょう。当然、学校の授業が理解できていなければ出来ない事なので、授業で解き方をしっかりと理解して教科書に出ている問題は全て解けるようにしていくのがとても大事です。
しかし「教科書の問題を全問解けるようにする」というのをテスト前にまとめて行うのは非常に危険です。理想としては日ごろの勉強の中で80~90%くらいまでは仕上げておき、テスト前に間違いやすい問題を繰り返し解く時間にあてられるようにすることが大事です。
③必要な情報は教科書に書いておく
その日の授業に対しての理解度を高めて、テスト前の勉強を効率よく行うために必ず行った方がいいのが、教科書への必要情報の書き込みです。
いつ勉強したのか、読み方の分からない漢字のふりがな、先生が「ここが大事」「テストに出るよ」と言った内容、資料集やワークのどことリンクしているか、などの情報を書き込んでおくと後々非常に便利です。
教科書には「すべての必要な情報」、ノートには「その情報がより分かりやすくまとめてある」というのがベストです。
少なくともテスト前に「何が大事か」をまとめるところから勉強を始めることが無いようにしましょう。
④教科書の情報をノートにまとめよう
教科書の内容が大事だと言っても、全ての教科の教科書を丸暗記というのはなかなか難しいと思います。そこで必要なのはどのようにノートをまとめておくかという事です。
学校の授業でノートを取るときに黒板に書いてあることを書く作業だけではあまり意味がありません。
そこまでが出来てくると、そのノート自体が定期テストや受験の時に、そのまま暗記する道具として活用することが出来ます。日ごろからの積み重ねが定期テストや受験勉強への一番の近道という意識を持って勉強することが大事です。
家庭教師のアーチでは成績アップに向けて日ごろから勉強する習慣から付けていきます。
なかなか成績が上がらずにお困りの方は気軽にご相談ください。