家庭教師の相場を知りたい方は必見!個人契約は高い?安い?

 

こんにちは!「家庭教師のアーチ」代表の白岩です。

今回は、「個人契約で家庭教師を頼む際の料金相場」をテーマにお話していきます。

今回のテーマ
個人契約で家庭教師を頼む際の料金相場

今、このページを見ていただいている方は、

「個人契約で家庭教師を検討しているが、料金相場はいくらなのか?」

「今後の参考として料金相場の情報を集めておきたい」

「個人契約で家庭教師を頼んでいるが、高いのか安いのか分からない」

このような方が多いのではないでしょうか?

以前は家庭教師を頼むときに家庭教師会社に頼むケースがほとんどでしたが、最近では個人契約の家庭教師を斡旋するマッチングサイトも多く存在します。

お子さまの学年によって相場も変わってきますし、個人契約なので高めの時給で提案してくる先生がいるのも事実です。

特に「個人契約で家庭教師を頼むのが初めて」という方は事前に料金相場を知らずに損をしてしまう事もあります。

初めての方にも分かりやすいように説明していきますので、ぜひ個人契約の家庭教師を探すときの参考にして頂ければと思います。

個人契約の家庭教師とは?

まず、個人契約の家庭教師とはどういうものでしょうか?

家庭教師の探し方としては、家庭教師会社に連絡をして探してもらうというのが一般的です。個人契約の家庭教師はその逆で、家庭教師会社を通さずに家庭教師を探すという事です。

例えば、たまたま知り合いが勉強を教えることが出来るので、家庭教師を頼むというのも個人契約の部類に入りますし、近くに大学がある方は大学内の掲示板に個人契約の家庭教師を募集しているケースもあります。

また、インターネットで「個人契約 家庭教師 サイト」と検索するとたくさんのマッチングサイトが出てきますので、そのようなサイトで探すことも出来ます。

個人契約の料金相場は?

では、個人契約の家庭教師における時給の相場はいくらでしょうか?

個人契約なので個々で設定している時給は異なりますが、平均的な時給相場は以下のようになります。

●小学生の時給相場

時給の相場は「1,500〜2,500円」になります。

ただし、中学受験対策の場合は「2,000〜3,000円」、また経験豊富なプロの家庭教師の場合は時給相場がより高額になる可能性があります。

●中学生の時給相場

時給の相場は「2,000〜3,000円」になります。

ただし、中高一貫の中学生や難関レベルの高校受験対策の場合は相場が「2,500〜3,500円」、また上記と同様にプロの家庭教師の場合は時給相場がより高額になる可能性があります。

●高校生の時給相場

時給の相場は「2,500〜3,500円」になります。

ただし、大学受験対策の場合は相場が「3,000〜4,000円」、また上記と同様にプロの家庭教師の場合は時給相場がより高額になる可能性があります。

時給以外にかかる料金の相場は?

家庭教師会社に頼む際には、入会金や保証金などの初期費用、家庭教師の時給以外に管理費仲介料教材費などがかかる場合があります。

個人契約で家庭教師を頼む際には、知り合いの方、大学経由で見つけた先生であれば時給以外に料金がかかることはありません

 

ただ、マッチングサイトで個人契約の家庭教師を探す場合には注意が必要です。

サイトごとに家庭教師を決めたタイミングで紹介料がかかるケースがあります。

紹介料の相場としては10,000円前後になります。

 

また、登録されている家庭教師に電話やメールでコンタクトをとったタイミングで1人につき1,000~2,000円などの料金がかかってくるケースもあるので事前に確認しておくことをおすすめします。

 

また、家庭教師が自宅に通う交通費もご家庭の実費になります。

頼む家庭教師がどこに住んでいるのか、どのような交通手段で来るのかによっても違いますが、交通費があまりにも高くなると、指導回数を増やした際に交通費も高額になってきますので、1回の訪問で500~1,000円くらいを交通費の相場として探した方が良いかと思います。

個人契約の家庭教師の選び方

次に、個人契約で家庭教師を頼む際の料金相場から話題が少し逸れてしまいますが、どのように家庭教師を選別していくかも重要になります。

いくら時給が安い先生でも全く効果がないのであれば頼む意味がないですし、少し時給は高くても学習効果が上がるのであれば頼む意味があるという事になります。

個人契約の家庭教師を人選する際は、時給相場の安さだけでなく家庭教師をつけることによって効果が上がる可能性が高い先生を人選していく必要があります。料金面と教師の質を総合的に見極める必要があるという事です。

 

では、個人契約の家庭教師を人選する際に「大事なポイントを4つ」以下にまとめてみましたので参考にして頂ければと思います。

①お子さまとの相性

まず、家庭教師といえば「相性」を心配される方が多いのではないでしょうか?

その家庭教師がいくら指導経験が豊富であったとしても、お子さまの方で「この先生は嫌だ!」となってしまえば、お勉強を習うとか成績を上げるとかそれ以前の話になってしまいます。

ただ、お子さまとの相性は「お子さまがどう感じるか」なので、実際に話してみたり、勉強を教えてもらってみないとわかりません。そう考えると、正式に決める前に「顔合わせ」や「体験授業」をしてもらうことにしましょう。

体験授業を拒否するような家庭教師であれば自信がないあらわれでもあるので人選から外したほうが良いかと思います。

ただ、やみくもに体験や面談を繰り返しても費用や時間がもったいないので、事前に電話などで話をした時の「印象」「礼儀」などに注目してみてください。電話の段階で疑問に思うことがある家庭教師なら実際に会っても「印象」や「礼儀」が急に良くなることはありません。それだけでもかなり絞れてくると思います。

女の先生と女の子

②指導経験

次に考えていきたいのは「指導経験」です。

一概には言えませんが、指導経験が浅いよりは豊富な家庭教師の方が成績が上がる可能性は高いです。

このあたりも面談で必ず確認するようにしてみてください。

家庭教師、塾講師、教員など、大まかにこれまでの経験年数を聞くと参考になりやすいかと思います。

 

特に家庭教師の経験がある方には「どのくらいの期間」で「どのくらいの人数」を教えたかを確認するのも重要です。

例えば「2年間で50人は指導しました」など、経験の年数と人数があまりにも現実的ではないときは注意が必要です。

各生徒に対して1年を経過する前に終了しているケースが多い場合は「家庭との関係がうまくいかない」「成績があがらない」「自分都合で辞めている」などの理由が考えられますので慎重に判断しましょう。

③指導可能な期間

次に「指導可能な期間」についてです。

①②を参考にして頂いて「この先生すごい良さそう!」となっても短い期間しか指導ができないとなれば話は変わってきます。

お子さまの状況にもよりますが、家庭教師に勉強を教えてもらって成果が出るまでに半年や1年くらいかかるケースもあるからです。

長期的に指導してほしいという希望があるときは、事前の電話などで「指導可能な期間」を確認しておきましょう

ただ、2年も3年も先までは確約できないという家庭教師の方も多いので「最低限、1年以上」は継続できる先生を人選の候補に入れていくといいのではないかと思います。

④契約書の作成

最後になりますが、個人契約の家庭教師は家庭教師会社を通さないためトラブルが起きやすいという部分もあります。

そのようなトラブルを未然に防ぐためにも契約書をしっかり作っておくことが大事です。

 

契約というものは口頭でも成立しますが、人間はとても忘れやすいので「言った言わない」という問題になりやすいのです。

後になって認識にズレが生じないようにしっかりと文書化するようにしましょう

 

特にトラブルになりやすいのが、

  • 時給や交通費などの金額について
  • 曜日や時間帯などのスケジュール
  • 時間の延長やキャンセルについて
  • その他の禁止事項など

このような項目です。

 

個人契約の場合、家庭教師の方がすでに契約書を作成しているケースもありますが、すべての契約内容を一任してしまうのは非常にリスクがあります

かと言って、家庭側で1から全ての項目を考えて契約書にするのも慣れていない方からすると、とても大変な作業です。

そのような場合は、インターネットで「個人契約 家庭教師 契約書」で検索してみてください。

いくつかのフォーマットが出てくるので、その中で良さそうなものを選び、追加の項目を付け加えると比較的簡単に作成することができます。

個人契約の家庭教師のメリット・デメリット(家庭教師会社との比較)

では最後に、個人契約で家庭教師を頼む際の「メリット」「デメリット」をお伝えしていこうと思います。

 

冒頭でもお伝えしたとおり、個人契約の家庭教師とは「家庭教師会社を通さず」に家庭教師を頼むということです。

ここでは「家庭教師会社」に頼むケースと比較して、個人契約で家庭教師を頼んだ際の「メリット」「デメリット」のお話をしていきます。

 

まず、個人契約で家庭教師を頼む際のメリットは「料金が安くなる可能性が高い」という事です。

「可能性が高い」という表現にしたのは、個人契約なので、個人個人の時給は様々です。

比較的安価な学生の家庭教師から高額な時給のプロ家庭教師もいるので一概には言えませんが、家庭教師会社に依頼するよりは「料金が安くなる可能性が高い」という意味です。

 

その理由としては、家庭教師会社は個人ではなく、あくまで「会社」なので運営していくための費用が必要になります。

そのため、家庭教師が受け取る指導時給以外に、入会金などの初期費用、管理費や教材費、違約金などがかかるケースが多いため、総合的にかかる料金相場でみると個人契約の家庭教師より料金が高くなる可能性が高いのです。

その点から、個人契約の家庭教師の1番のメリットは料金面だと言えます。

 

 

次にデメリットについてです。デメリットは2つあります。

 

1つ目は「教師を探すのに時間がかかる」ということです。

個人契約を斡旋するマッチングサイトと言っても家庭教師会社ほどの教師登録数はありません

仮に近くの方がいたとしても「相性」「指導経験「指導期間」などをその都度、面接をして見極めていかなければいけませんし、もしその先生が継続が出来なかったときに新しい先生を同じように自分であたりなおすことになります。

 

2つ目は「トラブルが起きた時に相談する場所が無い」ということです。

個人契約の家庭教師については個人と個人のやりとりになるためトラブルも多く発生します

「成績が伸びない」「遅刻や指導態度」「相性が合わない」など問題が起きた時に、家庭教師会社を通していれば会社側で対処してもらえますが、個人契約の場合は全て自分で行わなければいけないという事になります。

まとめ

では最後に、ここまでで説明した「個人契約で家庭教師を頼んだ時の料金相場」を簡潔にまとめてみましたので、以下を参考にしてみてください。

【個人契約(家庭教師)の料金相場①】

●指導時給の相場について

個人契約の時給相場は、小学生が「1,500〜2,500円」中学生が「2,000〜3,000円」高校生が「2,500〜3,500円」

ただし、受験対策などのハイレベルな内容が求められる場合やプロの家庭教師に依頼する場合は時給相場が高額になるケースがある。

【個人契約(家庭教師)の料金相場②】

●指導時給以外にかかる料金相場について

個人契約の家庭教師を探すマッチングサイトでは、家庭教師に支払う時給以外に初期費用として10,000円前後の紹介料、コンタクトをとったタイミングで1人につき1,000~2,000円などの料金がかかってくるケースがある。

【個人契約(家庭教師)の料金相場③】

●交通費

家庭教師が自宅に通う交通費もご家庭の実費になる。

交通費が高くなると回数が多くなればなるほど交通費も高額になってくるので、のちのち回数を増やしたりする事を考えると1回の訪問で500~1,000円くらいを交通費の相場として探した方が良い。


 

いかがでしたでしょうか?

個人契約で家庭教師を頼んだ場合、家庭教師会社のように高い初期費用や月々の管理費・教材費、退会する際の違約金など、指導時給以外に追加でかかる料金がないので、料金システムとしては非常にシンプルです。

ハイレベルな受験対策でなく、プロの家庭教師を頼まなければ比較的安く家庭教師を頼むことができます。

しかし、上記でも示したとおり「教師の人選」「契約書の作成」に時間がかかったり、メリットと同時にデメリットが存在するのも事実です

家庭教師のアーチでは、入会金などの初期費用も不要、月々の月謝も個人契約の相場とほとんど変わらない料金で利用することができます。もちろん解約した時の「違約金」もかかりません

もし、個人契約にするか、家庭教師会社に頼むかをお悩みであれば、ぜひ「家庭教師のアーチ」も選択肢に入れていただけますと幸いです。よろしくお願い致します。