家庭教師の相場を知りたい方は必見!個人契約は高い?安い?
こんにちは!「家庭教師のアーチ」代表の白岩です。
私は25年以上にわたり、多くの生徒さんの学習支援・受験対策を行ってきました。これまで県内外の中学・高校・大学受験合格や定期テストの成績アップなど、さまざまな成果に寄与してまいりました。
大学在学時から教育に強い関心を持ち、学習塾や大手家庭教師派遣サービスに携わるなかで「一人ひとりの個性に合わせた質の高い指導こそが大切」という想いを強くし、独自に家庭教師サービスを立ち上げました。
当サイトの記事は、実際に指導にあたってきた私自身の経験や、受験・教育業界で得た知識をもとに執筆しています。「家庭教師を必要としているご家庭に、正確で役立つ情報を届けたい」という想いで運営していますので、どうぞご安心いただき、参考にしていただければ幸いです。
今回は、「個人契約で家庭教師を頼む際の料金相場」をテーマにお話していきます。

個人契約で家庭教師を頼む際の料金相場
今、このページを見ていただいている方は、

個人契約で家庭教師を検討しているが、料金相場はいくらなのか?

今後の参考として料金相場の情報を集めておきたい

個人契約で家庭教師を頼んでいるが、高いのか安いのか分からない
このような方が多いのではないでしょうか?
以前は家庭教師を頼むときに家庭教師会社に頼むケースがほとんどでしたが、最近では学生バイトや社会人を対象としたマッチングサイト・アプリが増え、個人契約のハードルが下がっています。SNSを使った直接の募集や、専門サイトで検索するなど、多様な手段で講師を探せるようになりました。
お子さまの学年によって相場も変わってきますし、個人契約なので高めの時給で提案してくる先生がいるのも事実です。
特に「個人契約で家庭教師を頼むのが初めて」という方は事前に料金相場を知らずに損をしてしまう事もあります。
初めての方にも分かりやすいように説明していきますので、ぜひ個人契約の家庭教師を探すときの参考にして頂ければと思います。
▼もくじ
個人契約の家庭教師とは?
まず、個人契約の家庭教師とはどういうものでしょうか?
家庭教師の探し方としては、家庭教師会社に連絡をして探してもらうというのが一般的です。個人契約の家庭教師はその逆で、家庭教師会社を通さずに家庭教師を探すという事です。
例えば、たまたま知り合いが勉強を教えることが出来るので、家庭教師を頼むというのも個人契約の部類に入りますし、近くに大学がある方は大学内の掲示板に個人契約の家庭教師を募集しているケースもあります。
また、インターネットで「個人契約 家庭教師 サイト」と検索するとたくさんのマッチングサイトが出てきますので、そのようなサイトで探すことも出来ます。

個人契約の料金相場は?
では、個人契約の家庭教師における時給の相場はいくらでしょうか?
個人契約なので個々で設定している時給は異なりますが、平均的な時給相場は以下のようになります。
●小学生の時給相場
基本的な学習サポートの場合
- 時給の相場: 1,500〜2,500円
- 月額の目安: 6,000〜10,000円(週1回×60分×4回)
- 年額の目安: 72,000〜120,000円(上記月額×12ヶ月)
中学受験対策の場合
- 時給の相場: 2,000〜3,000円
- 月額の目安: 8,000〜12,000円(週1回×60分×4回)
- 年額の目安: 96,000〜144,000円(上記月額×12ヶ月)
プロ家庭教師の場合
- 経験豊富なプロの指導だと、さらに高額になる可能性があります。時給が4,000円を超えるケースもあるため、必要なサポート内容や講師の実績に応じて確認しましょう。
●中学生の時給相場
一般的な学習サポート・定期テスト対策など
- 時給の相場: 2,000〜3,000円
- 月額の目安: 8,000〜12,000円(週1回×60分×4回)
- 年額の目安: 96,000〜144,000円(上記月額×12ヶ月)
中高一貫校の生徒や難関レベルの高校受験対策
- 時給の相場: 2,500〜3,500円
- 月額の目安: 10,000〜14,000円(週1回×60分×4回)
- 年額の目安: 120,000〜168,000円(上記月額×12ヶ月)
プロ家庭教師の場合
- プロ講師を希望すると、さらに高額になる可能性があります。指導内容や志望校によっては4,000円以上になることもあるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。
●高校生の時給相場
一般科目の学習サポート・定期テスト対策など
- 時給の相場: 2,500〜3,500円
- 月額の目安: 10,000〜14,000円(週1回×60分×4回)
- 年額の目安: 120,000〜168,000円(上記月額×12ヶ月)
大学受験対策の場合
- 時給の相場: 3,000〜4,000円
- 月額の目安: 12,000〜16,000円(週1回×60分×4回)
- 年額の目安: 144,000〜192,000円(上記月額×12ヶ月)
プロ家庭教師の場合
- より高い指導スキルを求められる大学受験や難関校対策では、プロ講師が望ましい場合も。時給4,000円以上となり、月額・年額もさらに高くなるケースが多いです。
時給以外にかかる料金の相場は?
家庭教師会社に頼む際には、入会金や保証金などの初期費用、家庭教師の時給以外に管理費・仲介料・教材費などがかかる場合があります。
個人契約で家庭教師を頼む際には、知り合いの方、大学経由で見つけた先生であれば時給以外に料金がかかることはありません。
ただ、マッチングサイトで個人契約の家庭教師を探す場合には注意が必要です。
サイトごとに家庭教師を決めたタイミングで紹介料がかかるケースがあります。
紹介料の相場としては10,000円前後になります。
また、登録されている家庭教師に電話やメールでコンタクトをとったタイミングで1人につき1,000~2,000円などの料金がかかってくるケースもあるので事前に確認しておくことをおすすめします。
また、家庭教師が自宅に通う交通費もご家庭の実費になります。
頼む家庭教師がどこに住んでいるのか、どのような交通手段で来るのかによっても違いますが、交通費があまりにも高くなると、指導回数を増やした際に交通費も高額になってきますので、1回の訪問で500~1,000円くらいを交通費の相場として探した方が良いかと思います。

教科数によって料金は変わる?
1. 時給単価が上がるケース
1人の講師が複数科目を指導する場合、1回の指導あたりの指導時間が長くなるため、トータルの月額が上がりやすいです。
- 大学生講師の場合: 科目数が増えるほど準備や指導が複雑になるため、時給+500円程度が上乗せされることがある
- プロ講師の場合: 指導科目が増える=講師への負担が増すため、1科目分より1.2〜1.5倍近い時給になるケースも
例として、小学生(中学受験対策あり)で「国語・算数」を同時に教わる場合、時給相場を2,000〜3,000円→2,500〜3,500円程度に上げる講師もいます。
2.時給は同じだが、時間が増えるケース
講師によっては「科目数が増えても時給は据え置き」という考えの方もいますが、
- 結果として1回の指導時間が60分→90分〜120分と増えるので、月額が上がる
- たとえば時給2,500円の講師が、1科目60分のところを2科目で90分指導にする場合、1回3,750円となり、週1回×4回で15,000円/月となる
ここまでの内容をまとめると、1科目だけと比べて、複数科目を教わる場合は「時給の上乗せ」「指導時間の増加」などにより、総額が1.2〜2倍ほどに変動することが多いです。

個人契約の家庭教師の選び方
次に、個人契約で家庭教師を頼む際の料金相場から話題が少し逸れてしまいますが、どのように家庭教師を選別していくかも重要になります。
いくら時給が安い先生でも全く効果がないのであれば頼む意味がないですし、少し時給は高くても学習効果が上がるのであれば頼む意味があるという事になります。
個人契約の家庭教師を人選する際は、時給相場の安さだけでなく家庭教師をつけることによって効果が上がる可能性が高い先生を人選していく必要があります。料金面と教師の質を総合的に見極める必要があるという事です。
では、個人契約の家庭教師を人選する際に「大事なポイントを4つ」以下にまとめてみましたので参考にして頂ければと思います。
①お子さまとの相性
まず、家庭教師といえば「相性」を心配される方が多いのではないでしょうか?
その家庭教師がいくら指導経験が豊富であったとしても、お子さまの方で「この先生は嫌だ!」となってしまえば、お勉強を習うとか成績を上げるとかそれ以前の話になってしまいます。
ただ、お子さまとの相性は「お子さまがどう感じるか」なので、実際に話してみたり、勉強を教えてもらってみないとわかりません。そう考えると、正式に決める前に「顔合わせ」や「体験授業」をしてもらうことにしましょう。
体験授業を拒否するような家庭教師であれば自信がないあらわれでもあるので人選から外したほうが良いかと思います。
ただ、やみくもに体験や面談を繰り返しても費用や時間がもったいないので、事前に電話などで話をした時の「印象」「礼儀」などに注目してみてください。電話の段階で疑問に思うことがある家庭教師なら実際に会っても「印象」や「礼儀」が急に良くなることはありません。それだけでもかなり絞れてくると思います。

②指導経験
次に考えていきたいのは「指導経験」です。
一概には言えませんが、指導経験が浅いよりは豊富な家庭教師の方が成績が上がる可能性は高いです。
このあたりも面談で必ず確認するようにしてみてください。
家庭教師、塾講師、教員など、大まかにこれまでの経験年数を聞くと参考になりやすいかと思います。
特に家庭教師の経験がある方には「どのくらいの期間」で「どのくらいの人数」を教えたかを確認するのも重要です。
例えば「2年間で50人は指導しました」など、経験の年数と人数があまりにも現実的ではないときは注意が必要です。
各生徒に対して1年を経過する前に終了しているケースが多い場合は「家庭との関係がうまくいかない」「成績があがらない」「自分都合で辞めている」などの理由が考えられますので慎重に判断しましょう。

③指導可能な期間
次に「指導可能な期間」についてです。
①②を参考にして頂いて「この先生すごい良さそう!」となっても短い期間しか指導ができないとなれば話は変わってきます。
お子さまの状況にもよりますが、家庭教師に勉強を教えてもらって成果が出るまでに半年や1年くらいかかるケースもあるからです。
長期的に指導してほしいという希望があるときは、事前の電話などで「指導可能な期間」を確認しておきましょう。
ただ、2年も3年も先までは確約できないという家庭教師の方も多いので「最低限、1年以上」は継続できる先生を人選の候補に入れていくといいのではないかと思います。

④契約書の作成
最後になりますが、個人契約の家庭教師は家庭教師会社を通さないためトラブルが起きやすいという部分もあります。
そのようなトラブルを未然に防ぐためにも契約書をしっかり作っておくことが大事です。
契約というものは口頭でも成立しますが、人間はとても忘れやすいので「言った言わない」という問題になりやすいのです。
後になって認識にズレが生じないようにしっかりと文書化するようにしましょう。
特にトラブルになりやすいのが、
- 時給や交通費などの金額について
- 曜日や時間帯などのスケジュール
- 時間の延長やキャンセルについて
- その他の禁止事項など
このような項目です。
個人契約の場合、家庭教師の方がすでに契約書を作成しているケースもありますが、すべての契約内容を一任してしまうのは非常にリスクがあります。
かと言って、家庭側で1から全ての項目を考えて契約書にするのも慣れていない方からすると、とても大変な作業です。
そのような場合は、インターネットで「個人契約 家庭教師 契約書」で検索してみてください。
いくつかのフォーマットが出てくるので、その中で良さそうなものを選び、追加の項目を付け加えると比較的簡単に作成することができます。

個人契約の家庭教師のメリット・デメリット(家庭教師会社との比較)
個人契約と家庭教師会社(派遣型)のどちらを選ぶか、迷う方も多いと思います。以下では、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく比較してまとめました。ご自身のニーズやお子様の学習状況に合った方法を検討する際の参考にしてください。
1. 料金面
個人契約のメリット
- 仲介手数料がかからない
家庭教師会社の場合、会社が間に入る分の手数料が加わるので料金が高くなる傾向があります。個人契約はその分安く抑えられるケースが多いです。 - 講師と直接交渉できる
指導料や交通費、教材費など細かな条件を講師と直接相談し、納得のいく料金設定にしやすいです。
個人契約のデメリット
- 料金トラブルのリスク
契約書の不備や指導料の支払い条件が曖昧だと、のちのちトラブルにつながる可能性があります。 - 相場がわかりづらい
個人間交渉なので、一般的な料金の相場を知らないまま高すぎる・安すぎる条件で契約してしまうことも。
家庭教師会社(派遣型)の特徴
- 会社側で料金が明確化
プランやコースが用意されており、一定の料金体系が決まっています。 - 手数料があるため比較的割高
会社のサービス料が含まれるため、個人契約よりは高額になる傾向があります。
2. 講師の質・選びやすさ
個人契約のメリット
- 講師選びの自由度が高い
自分の希望に合った講師を探せる(大学の生協やSNS、口コミなど)。条件に合う人を見つけやすい一方で、自分で広く探す手間もかかります。 - 相性が合いそうな講師とじっくり交渉できる
紹介料が不要なため、複数の講師と面談しやすい。
個人契約のデメリット
- 講師の経歴や指導力の確認が難しい
面接や体験授業などを自分で手配し、講師が本当に信頼できるかを見極める必要があります。 - 募集・選定の手間がかかる
希望に合う講師を見つけるまでに時間や労力を要することも少なくありません。
家庭教師会社(派遣型)の特徴
- 一定の研修や審査を受けた講師が多い
会社側で講師の質を管理しているため、平均的に指導水準がそろっていることが多い。 - 要望に合わせて会社側が講師を選んでくれる
自分で一から探さなくても、希望条件を伝えるだけでマッチングしてもらえる手軽さがあります。
3. サポート・トラブル対応
個人契約のメリット
- 講師との関係がダイレクトでスムーズ
連絡や要望のやり取りを会社を介さずに行えるので、細かな指導内容やスケジュール変更なども柔軟に相談できます。
個人契約のデメリット
- トラブル時の仲介者がいない
お金の支払いやレッスン内容の変更、講師の変更などに問題があった場合、自力で解決しなければなりません。 - 契約書や保険などの整備が必要
口頭だけで取り決めを行うとトラブルの原因になりがちです。契約書や個人情報の扱いなどを自分で管理する必要があります。
家庭教師会社(派遣型)の特徴
- 会社が間に入ってサポート
講師交代やクレーム対応、契約内容の見直しなど、何かあれば会社がサポートしてくれるので安心感が高い。 - システムや書類手続きが整っている
契約書や料金支払い方法など、一般的な流れが確立されており、保護者側の手間が少ない。
4. スケジュール・カリキュラム管理
個人契約のメリット
- 柔軟なスケジュール調整
授業時間や振替など、家庭と講師の都合が合えば自由に設定しやすい。 - 個別カリキュラムをじっくり組める
子どもの学習状況を見ながら、授業ごとに柔軟に内容を変更できる。
個人契約のデメリット
- カリキュラム作成は講師まかせ or 自分で要望を出す必要あり
経験の少ない講師の場合、効果的なカリキュラムが組めない可能性も。 - 講師が急に辞めるリスク
大学生の講師が就職活動や卒業、引っ越しなどで継続できなくなる場合、次の講師をまた自分で探さないといけません。
家庭教師会社(派遣型)の特徴
- 共通のカリキュラム・教材がある場合も
受験対策用の教材やノウハウが会社に蓄積されており、子どもに合ったカリキュラムを提供できる。 - 講師が辞めても代わりを紹介してもらいやすい
新しい講師を会社がすぐに派遣してくれるので、学習の空白期間が生じにくい。
5. まとめ
個人契約の家庭教師 | 家庭教師会社(派遣型) | |
---|---|---|
料金 | ・安く済むことが多い(仲介料なし) ・ただし相場把握が難しく、トラブルリスクあり | ・会社のサービス料込みでやや割高 ・料金体系が明確で安心感 |
講師の質・ 選びやすさ | ・自分に合った講師を自由に探せる ・ただし募集〜選定の手間がかかる ・講師の質はピンキリ | ・会社の研修や審査を通過した講師 ・一定レベル以上の指導が期待できる |
サポート体制 | ・トラブル時はすべて自己対応 ・連絡はダイレクトでスムーズ | ・会社が仲介やトラブル処理を担当 ・契約や支払い手続きがラク |
スケジュール調整 ・教材 | ・講師と直接相談して柔軟に設定 ・カリキュラム作成は講師や保護者の負担が大きい | ・会社のノウハウ・教材を活用できる ・講師が替わっても迅速に対応可能 |
契約の安定性 | ・講師が急に辞めるリスクがある ・次の講師を探す手間が発生しやすい | ・代講や講師交代がスムーズ ・学習が中断されにくい |
結論
- コストを抑えたい・講師選びに自分でこだわりたい → 個人契約
- サポート体制や講師の交代システムの安心感を重視したい → 家庭教師会社(派遣型)
それぞれに長所・短所があるので、料金だけでなく、サポート体制や講師の経験、カリキュラムの組み方なども考慮しながら選ぶのが大切です。お子様の学習目的・受験レベル・予算に合わせて最適な方法を検討してください。
個人契約の家庭教師を利用した人の声
家庭教師のアーチにも、以前に個人契約の家庭教師を利用した保護者さまからもお問い合わせを頂くケースがあります。個人契約の家庭教師を利用した感想で多かったものをまとめてみました。
【良い評価:5例】
1.費用を抑えられて満足

大手の家庭教師会社と比べて月謝が安く済むのが嬉しいです。個別に交渉できるので、予算内に収めやすかったですね。
2.講師との距離が近い

先生と直接やりとりできるので、細かい学習の悩みも相談しやすいです。コミュニケーションがスムーズで、子どもも打ち解けやすそうでした。
3.希望通りの講師を見つけられた

地域の大学に通う学生さんにお願いしたのですが、自分の行きたい高校の先輩だったのでリアルな受験情報も聞けて役立ちました。
4.スケジュールの融通が利く

テスト前に指導時間を増やしたり、急に都合が悪くなったときも柔軟に振替ができたので助かりました。先生の予定次第ですが、今のところ問題なく調整できています。
5.じっくり指導してもらえる

1対1だからか、わからないところを理解できるまで丁寧に教えてくれます。進捗が早い教科は少し短め、苦手な科目は時間を長めに、など調整しやすいのも良いです。
【悪い評価:5例】
1.トラブル時に相談先がない

先生が急に来られなくなったときや、料金に関する食い違いがあったときに、間に入ってくれる人がいないのが大変でした。全部自分で解決しなきゃいけないのは不安でしたね。
2.講師探しに時間がかかった

ネットや知人の紹介などを使っても、なかなか条件に合う講師を見つけるのに苦労しました。何人かと連絡を取っても、スケジュールが合わなかったり…ちょっと大変でした。
3.教え方の当たり外れがある

講師によっては説明がわかりやすかったり、わかりにくかったりと大きな差がある印象です。研修を受けていない分、合う合わないが見極めにくいですね。
4.契約や支払い面の不透明感

はじめは口頭だけでやり取りしていて、後から『テキスト代を負担してほしい』など追加費用の話が出てきたので戸惑いました。最初に書面を交わしておけばよかったと思います。
5.講師が急に辞めるリスク

大学生の先生だったんですが、就活が忙しくなったらしくて途中で継続が難しくなったそうです。代わりをまた1から探すのが大変でした。
このように、良かった感想、悪かった感想は利用した方それぞれという感じでした。家庭教師に対して何を重視するかを明確にして、個人契約の家庭教師が合うか合わないかを判断する必要があるかと思います。
まとめ
では最後に、ここまでで説明した「個人契約で家庭教師を頼んだ時の料金相場」を簡潔にまとめてみましたので、以下を参考にしてみてください。
1.個人契約の家庭教師はコストを抑えやすいがトラブルに注意
- 家庭教師会社を介さない分、仲介手数料などがかからず料金が安くなるケースが多い
- 契約書の作成や支払い方法の明確化など、トラブルを防ぐための準備が必要
2.学年・科目・講師のタイプによって相場は変動
- 小学生の学習サポートなら時給1,500〜2,500円程度
- 中学生・高校生や受験対策になると2,000円〜4,000円超になる場合も
- プロ講師は高額になりがちなので、必要性とのバランスを検討
3.教科数・指導時間・講師探しの手間も考慮する
- 複数科目を同時にお願いすると、時給単価が上がる or 指導時間が増えることが多い
- 自分で講師を探す手間や、交通費・紹介料などもトータルコストに含める
4.講師選びは「相性・指導経験・継続期間・契約内容の明確化」がカギ
- お子さまとの相性や講師の指導歴、どのくらい継続できるかを確認
- 口頭だけでなく契約書を作成し、指導日程や料金・交通費などを明文化
5.個人契約は自由度が高い一方、サポート体制が弱い
- スケジュールやカリキュラムは柔軟だが、トラブル時の仲介がいない
- 料金面重視なら個人契約、安心感や講師交代のしやすさを求めるなら家庭教師会社も検討
6.最終的な判断は「目的・予算・サポートの必要度」を総合的に
- 料金の安さだけにこだわらず、子どもの学習目的・受験レベル・必要なサポートを整理
- お子さまが勉強に前向きに取り組める環境を重視し、最適な選択をするのが大切です。
いかがでしたでしょうか?
個人契約で家庭教師を頼んだ場合、家庭教師会社のように高い初期費用や月々の管理費・教材費、退会する際の違約金など、指導時給以外に追加でかかる料金がないので、料金システムとしては非常にシンプルです。
ハイレベルな受験対策でなく、プロの家庭教師を頼まなければ比較的安く家庭教師を頼むことができます。
しかし、上記でも示したとおり「教師の人選」「契約書の作成」に時間がかかったり、メリットと同時にデメリットが存在するのも事実です。
家庭教師のアーチでは、入会金などの初期費用も不要、月々の月謝も個人契約の相場とほとんど変わらない料金で利用することができます。もちろん解約した時の「違約金」もかかりません。もし、個人契約にするか、家庭教師会社に頼むかをお悩みであれば、ぜひ「家庭教師のアーチ」も選択肢に入れていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
