家庭教師の相場は高校生だといくら?費用のポイントとお得な選び方を紹介します!
こんにちは!「家庭教師のアーチ」代表の白岩です。
今回は、「家庭教師の相場は高校生だといくら?」についてお話していこうと思います。

家庭教師の相場は高校生だといくら?
このページを見ていただいている方は、

高校生の子供に家庭教師を考えているけど相場はいくらなのか?

いくつか体験や説明を受けたけど、その料金や内容で決めていいのか?
高校生のお子さまに家庭教師をすぐにつけようと考えている方から、今後のために漠然と情報を集めている方を含めて上記のような気持ちを持っているのではないでしょうか?
高校生向けに家庭教師を頼むにしても家庭教師会社や個人契約の家庭教師を含めるとかなりたくさんの選択肢があります。どのような講師選びをすれば良いか、費用対効果(コストパフォーマンス)はどのくらいなのか、など気になる点も多いはず。
そこで本記事では、「高校生のお子さまに家庭教師を初めて頼む」という方にもわかりやすいよう、「家庭教師の頼み方」や月謝の相場・初期費用、そして高校生だからこそ押さえておきたいポイントを詳しく解説していきます。
▼もくじ
家庭教師の頼み方は2つある
大きく分けると「高校生向けの家庭教師の頼み方」は2つあります。1つは「家庭教師会社」、もう1つは「個人契約の家庭教師」です。
家庭教師会社の代表的なもので言えば、CMでハイジが出てくる大手の家庭教師会社もそうですし、CMなどはやっていなくてもインターネットで検索すると出てくる準大手の家庭教師会社もあります。
全国展開している家庭教師会社もあれば、お住まいの近隣のエリアだけ家庭教師を紹介するような家庭教師会社もあるので、全国で見ていくと数え切れないほどの数があります。
高校生向けの家庭教師を探すときは、上記のような家庭教師会社に連絡をして先生の条件を伝えて探してもらうことになります。

次に、個人契約の家庭教師は上記のような家庭教師会社を通さずに個人的に家庭教師を頼むことです。
個人契約で高校生向けの家庭教師を探す方法としては、「知り合いに頼む」「大学の掲示板で募集する」「個人契約専用のマッチングサイトで探す」の3通りになりますが、知り合いに頼めるのは稀なケースですし、家庭教師会社や個人契約を斡旋するマッチングサイトが増えてきたことによって、大学の掲示板で募集して見つけるというケースは少なくなってきました。
現在はマッチングサイトで探すのが主流です。「家庭教師 個人契約 サイト」などで調べるとたくさん出てくるので興味がある方はあとで調べてみてください。
高校生向けの家庭教師会社の料金相場は?
まず、家庭教師会社に頼む時の相場から解説していきます。
かかってくる料金の内訳を分かりやすく書き出してみると、
- 「入会金(初期費用)」→初回のみ
- 「家庭教師の時給」+「それ以外にかかる料金(管理費・教材費)」+「交通費」→月々の月謝
- 「違約金」→解約時のみ
になります。では、入会金などの初期費用から解説していきましょう。
●入会金(初期費用)の相場
入会金は家庭教師会社に申し込む際にかかる初期費用です。入会金の相場としては「20,000〜35,000円」くらいです。
もちろん初期費用がかからないという家庭教師会社もありますし、キャンペーンで初期費用が免除されたり、母子家庭や父子家庭へのサービスとして免除されるケースもあります。
なかには年会費として一括請求される場合もあるので、事前にホームページなどで必ず確認しましょう。
事前にホームページなどで確認するようにしましょう。
●高校生向けの家庭教師の時給相場
小学生や中学生に比べて高校生は教える内容の難易度があがるので、家庭教師に支払う時給も当然高くなります。
時給の相場は「2,000〜3,500円」です。ただ、高校生の場合は通っている高校の偏差値も学校ごとに様々ですし、大学受験をすると指導する内容の難易度はより高くなるので時給も上がります。
大学受験を目的に受講する場合の相場は「3,000〜4,000円」、教える家庭教師がプロ講師の場合は「5,000〜7,000円」の時給相場になることもあります。
高校生のお子さまがどのような目的で家庭教師を受講するのかをしっかり整理した上で家庭教師会社に料金を確認しましょう。
・受験対策重視なのか、定期テストや内申点対策中心なのか
・苦手科目や弱点克服をしたいのか
・進路指導や進学相談まで含めてトータルサポートを希望するのか
など、目的を明確にしてから、時給についてしっかり確認するようにしましょう。
●それ以外にかかる料金の相場
家庭教師会社に頼むときには、上記の指導時給以外にかかってくる料金があります。
なぜ他に料金がかかるのかというと、指導時給は基本的には家庭教師本人がもらう金額です。
そうなると、家庭教師会社にはお金が入らなくなるので運営ができなくなります。
家庭教師会社によって名目は違いますが、一般的には「管理費」「教材費」になります。
では、「管理費」や「教材費」の相場はいくらでしょうか?
まず、「管理費」の相場は「10,000〜15,000円」、「教材費」の相場は「10,000〜20,000円」です。
ただ、管理費と教材費が両方ともかかるケースはほとんどありません。
これも家庭教師会社ごとに異なってくるので事前に確認したほうが良いでしょう。
ただし、管理費も教材費も両方かかるケースは少なく、多くはどちらか一方です。 会社によっては個別指導用の教材を独自に販売していることもありますので、必ず事前に確認しておくと安心です。
●月謝の目安について
時給相場に基づいて月謝の目安を算出しました。家庭教師会社に頼んだ場合、管理費・教材費(10,000円~15,000円)、交通費(1回1,000円~1,500円)がかかってくる場合がほとんどなので、以下の月謝の目安に「15000円」程度を加算して頂くと、実費としてかかってくる料金の目安になるかと思います。
一般の高校生向け
時給相場: 2,000円~3,500円
月謝の目安:
週1回(1回2時間)の授業を月4回 → 16,000円~28,000円
週2回(1回2時間)の授業を月8回 → 32,000円~56,000円
大学受験対策
時給相場: 3,000円~4,000円
月謝の目安:
週1回(1回2時間)の授業を月4回 → 24,000円~32,000円
週2回(1回2時間)の授業を月8回 → 48,000円~64,000円
プロ家庭教師
時給相場: 5,000円~7,000円
月謝の目安:
週1回(1回2時間)の授業を月4回 → 40,000円~56,000円
週2回(1回2時間)の授業を月8回 → 80,000円~112,000円
●交通費の相場
これは家庭教師の先生が自宅から生徒の自宅まで通う交通費です。
高校生は専門性の高い指導が必要なので、徒歩圏内ではなく少し遠方から講師の質を重視して来てもらうケースも増えます。
そのため交通費は往復で1,000〜1,500円が相場。
オンライン家庭教師の場合は交通費が不要になるので、費用対効果という観点からも検討する価値はあります。
●違約金の相場
家庭教師会社に頼む際には「家庭教師を頼む期間」を決めた上で契約するケースがほとんどです。
例えば、その契約期間内に解約をした場合に「違約金」というものがかかってきます。
相場は家庭教師会社によって様々ですが、上記で解説した「管理費の1ヶ月分」という場合や「一律でいくら」など色々なパターンがあります。だいたい「20,000円前後」のケースが多いようです。
また、管理費ではなく教材費がかかる家庭教師会社の場合は、最初にまとめて教材が送られてきて、その金額を月々に分割するケースが多いので、頼んだ教材の教科数によっても変わってきます。
事前に確認しておく必要があります。

個人契約(高校生向け)の
家庭教師の料金相場は?
次に、高校生のお子さまに個人契約の家庭教師を頼む時の相場を解説していきます。
現在はマッチングサイトで探すのが主流なので、マッチングサイトで個人契約の家庭教師を探す場合にかかってくる料金の内訳を書き出してみます。
- 「コンタクト料」→教師決定前
- 「紹介料(初期費用)」→初回のみ
- 「家庭教師の時給」+「交通費」→月々の月謝
になります。
では、教師決定前のコンタクト料から解説していきましょう。
●コンタクト料
まず、マッチングサイトで個人契約の家庭教師を探す際には、登録されている色々な家庭教師と連絡を取っていく形になります。
コンタクト料はマッチングサイト上で、希望に合う家庭教師と連絡を取るたびに発生する費用です。費用の相場としては、連絡ごとに「1,000~2,000円」になります。
次で説明しますが、家庭教師が決定した段階で発生する紹介料がメインの収入で、その後は家庭教師の指導時給以外に発生する料金はありません。
サイトを運営する上で紹介料だけでは運営できないので、家庭教師の決定前に連絡(コンタクト)を取るタイミングで料金が発生する場合がほとんどです。
コンタクト料の相場としては、連絡ごとに「1,000~2,000円」になります。
●紹介料(初期費用)
家庭教師が決定した段階で手数料として紹介料をマッチングサイト側に支払う形になります。
紹介料の相場としては「10,000~20,000円」です。
仮に家庭教師を決めても、相性や指導面で問題があり別の先生を探し直す場合は、また紹介料がかかる場合もありますので、講師選びは慎重に行いましょう。
●高校生向けの家庭教師の時給相場
時給の相場は「2,500〜3,500円」になります。
ただし、大学受験対策の場合は相場が「3,000〜4,000円」、また、プロの家庭教師の場合は時給相場が「5,000~10,000円」と高額になる可能性があります。
高校生のお子さまがどのような目的で家庭教師を受講するのか、しっかり整理した上で家庭教師の方に指導時給を確認しましょう。
受験対策や進学相談までフォローできるか、指導実績や合格実績がどの程度あるかなど、個人契約の場合も事前にしっかり情報を集めてみてください。
●月謝の目安について
時給相場に基づいて月謝の目安を算出しました。ここに交通費(1回1,000円~2,000円)がかかってきます。家庭教師会社のように管理費・教材費(10,000円~15,000円)はかかりませんが、個人間の契約のため、指導時給に関しての取り決めに関しては注意が必要です。
一般の高校生向け
時給相場: 2,500円~3,500円
月謝の目安:
週1回(1回2時間)の授業を月4回 → 20,000円~28,000円
週2回(1回2時間)の授業を月8回 → 40,000円~56,000円
大学受験対策
時給相場: 3,000円~4,000円
月謝の目安:
週1回(1回2時間)の授業を月4回 → 24,000円~32,000円
週2回(1回2時間)の授業を月8回 → 48,000円~64,000円
プロ家庭教師
時給相場: 5,000円~10,000円
月謝の目安:
週1回(1回2時間)の授業を月4回 → 40,000円~80,000円
週2回(1回2時間)の授業を月8回 → 80,000円~160,000円
●交通費の相場
1回の「往復で1,000〜2,000円」が交通費の相場です。
家庭教師会社で頼んだ時の交通費の相場でも解説しましたが、高校生は教える内容が専門的になってくるため教えることのできる家庭教師もかなり限定されます。
マッチングサイトの教師登録数は家庭教師会社のものよりも少ないため、より遠方から通う先生も増えてくるため交通費の相場も高くなっていくのです。

ここまでいかがでしたでしょうか?
ここまでは「家庭教師会社」と「個人契約のマッチングサイト」で高校生向けの家庭教師を探した場合の相場を比較してきました。
では、最後に家庭教師会社と個人契約のそれぞれのメリットとデメリットを解説していきたいと思います。
家庭教師会社のメリット・
デメリットは?
●メリット
メリットは「家庭教師を決めるのに手間がかからない」ということです。
個人契約では、どのマッチングサイトで探すのか、どの家庭教師と面談をするのか、子供にこの家庭教師は合うのかなど、全て家庭側で決めていかないといけないですが、家庭教師会社であれば「曜日や時間の条件」「家庭教師への希望」を伝えれば、講師の質はある程度担保してもらえます。
相性が合うのか、教え方が分かりやすいかなどは頼む側で見極めないといけないですが、もし講師と合わなかった場合、別の講師を選び直してくれます。
また、家庭教師についての相談や進路指導、受験対策など、家庭教師との話の中では解決できないことも家庭教師会社が仲介してくれます。
もちろん家庭教師会社によってそのようなサービスがどこまで手厚いかという部分には差がありますが最低限のことはしてくれるかと思います。
仮に家庭教師の方に直接言いづらいことがあったとしても、家庭教師会社が間に入ってくれるので家庭教師とのトラブルも未然に防ぐことができるでしょう。

●デメリット
デメリットは「家庭教師の指導時給以外にかかる費用がある」ということです。
入会金などの初期費用、管理費や教材費、解約する時の違約金等です。
相場は上記で解説したとおりですが、家庭教師会社によってどのような項目にどのくらいの金額がかかるかは家庭教師会社によってその追加費用が異なるため、コストパフォーマンスを比較するのが大変な部分ではあります。
ご家庭ごとにお子さまの成績や家庭教師をつける目的も違うと思うので、状況にあった家庭教師会社を選べるかがポイントになります。
指導時給以外にかかる料金があまりにも相場からかけ離れている場合は、あせらずに色々と家庭教師会社を検討してから決めるほうが良いでしょう。

個人契約の家庭教師の
メリット・デメリットは?
●メリット
初期段階で候補の家庭教師と連絡を取る際のコンタクト料や紹介料はかかりますが、始まってしまえば「指導時給」と「交通費」以外の費用がほとんどかからず、料金形態が明確な部分がメリットです。
個人契約の場合、大学生の家庭教師からプロ家庭教師までいるので指導時給は様々です。そのため、講師の質に関してはしっかりと見極める必要がありますが、大学生の先生からプロ家庭教師まで幅広い選択肢があるのもメリットです。
●デメリット
デメリットに関しては「家庭教師会社に頼むメリット」のところで軽く触れましたが、個人契約では、どのマッチングサイトで探すのか、どの先生と面談をするのか、子供にこの先生は合うのかなど、全て家庭側で決めていかないといけません。
また、家庭教師との話の中で解決できないことがあったときに、家庭教師会社のように相談できる場所がなく自分自身で解決していかないといけません。
そのような部分から家庭教師とのトラブルが多いという現実もあります。
家庭教師会社のように別の先生を探し直すこともできないので、そのような場合に1から探し直すのに時間がかかるところもデメリットと言えます。

では、高校生のお子さまに家庭教師をつける際の相場についてここまでの内容をまとめておきます。
まとめ
高校生向けの家庭教師の相場①
●初期費用
家庭教師会社に頼むときは、初期費用として入会金がかかるときが多い。「20,000〜35,000円」が相場。場合によっては年会費が設定されている会社も。
個人契約の家庭教師の場合は、家庭教師を決定する前に「1,000〜2,000円」がコンタクト料として連絡をとるたびにかかり、決定した際は紹介料がかかる。「10,000〜20,000円」が相場。
高校生向けの家庭教師の相場②
●指導時給
家庭教師会社に頼む時の時給の相場は「2,000〜3,500円」。大学受験を目的に受講する場合の相場は「3,000〜4,000円」、教える家庭教師がプロ講師の場合は「5,000〜7,000円」の時給相場になることがある。
個人契約の場合は「2,500〜3,500円」が相場。大学受験対策の場合は相場が「3,000〜4,000円」、プロの家庭教師の場合は時給相場が「5,000~10,000円」になる。
高校生向けの家庭教師の相場③
●指導時給以外にかかる費用
家庭教師会社に頼む際は管理費や教材費が別途かかる。管理費の相場は「10,000〜15,000円」、教材費の相場は「10,000〜20,000円」。また、解約時に違約金がかかるケースもある。「20,000円前後」が相場。
個人契約の場合は、初期段階のコンタクト料や紹介料以外に継続的な追加費用は発生しない。
高校生向けの家庭教師の相場④
●交通費
家庭教師会社に頼む際は、1回の「往復で1,000〜1,500円」が相場。小学生や中学生向けの家庭教師であれば「500〜1,000円」が交通費の相場になるが、高校生は教える内容が専門的になってくるため遠方から通うケースもあるので相場が上がる可能性が高い。
個人契約は、1回の「往復で1,000〜2,000円」が相場。マッチングサイトの教師登録数は家庭教師会社のものよりも少ないため、家庭教師会社に頼むより相場が少し上がる可能性がある。
いかがでしたでしょうか?
高校生向けの家庭教師は、どこに頼むかによって料金やサポート体制、そして費用対効果が変わってきます。対面による個別指導で進めたいのか、オンライン家庭教師を視野に入れたいのか、進路指導や合格実績を重視するかなど、ご家庭の状況によって「どの手段が合うか」は異なるものです。
ちなみに「家庭教師のアーチ」では、入会金は不要で月謝は学年にもよりますが、1800~2000円の時給、契約期間の縛りがないため違約金もかかりません。費用面は個人契約のように「明瞭」にしつつ、指導開始後のサポートは家庭教師会社のように充実させているのが特徴です。
苦手科目や弱点克服はもちろん、定期テストや内申点アップ、そして受験対策の一環として合格実績も積み重ねており、講師の質にもこだわっておりますので、よろしければぜひご検討ください。
本記事を参考に、お子さまに合った最適な家庭教師サービスを見つけていただければ幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。