【保存版】家庭教師の相場は中学生だといくら?もう失敗しない!賢く選んで成績アップへ
こんにちは!家庭教師のアーチ、代表の白岩です。
今回は
「中学生のお子さんに家庭教師をつけるときの相場」
についてお話していきます。

中学生のお子さんに家庭教師をつけるときの相場
2024年時点では、物価高騰の影響で家庭教師や学習塾にかかる費用が高くなる傾向があり、高所得世帯(年収1250万円以上)では補習教育への支出が増加している半面、中低所得世帯(年収200万~550万円未満)は支出が減少している傾向があるため、各家庭の所得による「子どもの学習機会の減少」が懸念されています。
このコラムをご覧になっていただいている保護者さまは、

中学生の子供に家庭教師をつけたいけど相場はいくらなんだろう…

中学生にもなると家庭教師は高いのかな…
というような少し漠然とした心配を抱えているのではないでしょうか。
私も家庭教師の業界に20年以上携わっているので、ここからお伝えする内容を中学生のお子さんの家庭教師選びの参考にしていただければと思います。
●中学生対応の家庭教師料金の構成は?
まず、中学生に家庭教師を頼む際の相場は、複数の費用項目で構成されています。
シンプルにまとめると、以下のようなイメージです。
初期費用+指導時給+その他費用+交通費+解約金
このような形になります。
では、それぞれ何にかかる費用なのか?を以下で説明していきたいと思います。

初期費用
これは「入会金」や「保証金」です。
入会金に関しては何かに入会するときにはかかることが多いのでイメージが湧きやすいかもしれません。
保証金に関しては、先生への指導時給の支払いが滞った時に充当するためにかかる預り金です。
滞りがなければ退会時に返金されるケースがほとんどですね。
会社によっては色々な名目で初期費用を取ろうとすることもあるので、疑問に思うことがあれば入会時にしっかりと確認したほうが良いかと思います。
初期費用に抵抗がある方は色々な家庭教師会社のキャンペーンも調べてみると良いかもしれません。
指導時給(中学生の場合)
これは先生が指導するときの時給になります。
中学生だと学年によって指導時給が変動するケースもあります。
学校補習や定期テスト対策では大きく変わらないことが多いですが、受験対策になると+500円~+1,000円程度上がる場合があります。
以下でタイプ別に中学生の指導時給の相場をお伝えしますが、相場よりあまりにも高額なケース、逆に安すぎるケースは注意が必要です。
極端に高い・安い設定のときは、講師の指導経験や総合的な料金バランスもチェックすることをお勧めします。

その他費用
これは指導時給以外にかかる費用です。
指導時給は基本的に先生が全額もらうので、それ以外の料金がないと家庭教師会社は運営できません。例えば「教材費」や「管理費」などです。
教材費は家庭教師が中学生のお子さんを指導する際に使用するテキスト代です。
教材費がない場合は「管理費」がかかってきます。
先ほどもお伝えしたように、家庭教師会社に頼む場合は、先生の指導時給だけということはまずありません。
指導時給以外にどのくらいの費用がかかるのかも事前に確認する必要があります。
ただ、ホームページに指導時給しか記載されておらず、説明を聞いてみたら「考えていた料金よりもかなり高額になってしまった・・・」というケースもありますので、最初の問い合わせの段階で全部でいくらかかるのか?を細かく確認しておくと無駄がないでしょう。
先生の交通費
これは先生が自宅から指導先までの移動にかかる交通費です。
家庭教師を頼む時に交通費がかからない場合はほとんどありません。
かなり珍しいケースで、指導先まで徒歩や自転車でいけるという場合は別ですが、ほとんどの場合は電車やバスなどの公共交通機関、車やバイク、原付などのいずれかでの移動になります。
公共交通機関は実費分、車・バイク・原付の場合はガソリン代やコインパーキング代がかかります。
月の指導回数によっては交通費による負担が大きくなるので、なるべく近隣の講師を希望するなどの工夫をすると、費用を抑えられるかもしれません。
また、極稀に交通費が定額のケースがあります。
これは実費でかかった差額を会社が取るような仕組みになっているので、こういう会社はあまりおすすめ出来ません。

解約金
これは解約時にかかる費用になります。
中学生対応の家庭教師会社に頼んだ場合、教材費がかかっているのか、管理費がかかっているのかによって変わってきます。
色々なパターンがあるので一概には言えませんが、教材費の場合は1年分から3年分がセットになる場合がほとんどなので、1年分であれば12回の分割払い、3年分であれば36回払いになります。
もし支払い途中で解約した場合、教材は途中まで使用してしまっているので、経過した期間によって追加で料金が発生したり、場合によっては残金を一括で支払わなければいけないシステムの家庭教師会社もあるので注意が必要です。
次に管理費の場合ですが、管理費がかかる場合は契約期間というものが存在します。
簡単に言えば、入会する段階で「いつまでは家庭教師を受講する」という期間を決めて契約するケースです。その場合、契約期間内に解約した場合、違約金という料金がかかります。
会社側が解約金として請求して良い金額は50,000円以内というのが決まっていますので、解約時にどのくらいの費用がかかるのかも入会時に確認しておく必要があるでしょう。
●地域による料金の違い
家庭教師の料金は、地域によって異なる場合があります。
都市部では家庭教師の需要が高く、サポート体制や講師の質、サービス内容も多様化しているため、料金が高めに設定される傾向があります。一方、地方では競合が少なく、料金が比較的安価に抑えられるケースもあります。
逆に、地域によって講師数にも違いがあります。講師数が多い都市部に比べて、講師数が少ない地方では、講師の確保に募集費が高くなり、料金が高くなるケースもあります。また、講師数が少ない地域は遠方から派遣するケースも多いため、交通費が高くなる可能性もあります。
このように地域によって料金が異なる可能性があるため、家庭教師を頼む際には事前の確認が必要になります。
●オンライン家庭教師の場合
家庭教師の料金は、受講形式によって異なる場合があります。オンライン家庭教師の場合、対面形式の家庭教師と比較すると講師数が多いため、料金が安くなるケースがあります。また、交通費がかからないため、月々にかかる総費用をおさえることができます。
料金面では比較的手頃な価格で利用できますが、ネット環境や学習スタイルによっては合わないこともあるので、まずは無料体験を利用して試すのがおすすめです。
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●どこに頼むかで相場は大きく変わる
ここまでの各費用の内容も含めて、中学生のお子さんに家庭教師をつけた場合の相場を説明していきたいと思います。
ただ、中学生のお子さんに家庭教師の頼むにもいくつかパターンがあります。
分類してみると4つです。
大手の家庭教師会社(テレビCMをやっているような会社)、準大手(大手までいかない規模)の家庭教師会社、個人契約のプロの家庭教師、個人契約の大学生の家庭教師です。
個人契約とは家庭教師会社を通さず、個人的な知り合いや個人契約の掲示板、大学の学生課で見つけた家庭教師です。
それぞれでかかる費用やメリット、サポート内容が異なるため、事前にしっかり比較してください。
大手の家庭教師会社
初期費用
20,000円から50,000円が相場です。
特に中学生だから高いとか安いなどはありません。
指導時給
中学1~2年生で時給2,800円から3,300円、中学3年生で3,000円から3,500円くらいが相場です。
中学生のお子さんが難関レベルの受験対策をするなら時給4,000円から5,000円に上がる場合があります。
その他費用
中学生の教材費は1教科につき月々3,000円から4,000円が相場です。
だいたいは2教科、3教科、5教科と選ぶような仕組みになっている事が多いので、月々の相場としては10,000円〜20,000円。
教材費がない家庭教師会社は管理費として毎月10,000円から15,000円くらいが相場です。
先生の交通費
1回の往復で上限1,000円くらいが相場です。
解約金
途中で解約した際の教材費の精算金、管理費の違約金です。
金額は継続した期間によって変動するので、契約する前にシュミレーションをしておくことが必要です。
大手の家庭教師会社に頼むメリット
費用の相場は比較的高めになります。
中学生の場合でも月々の相場は25,000円から35,000円。
中学生のお子さんが難関レベルの高校受験をする場合は40,000円から50,000円が相場です。
ただ、大手の場合は家庭教師の登録人数もかなり多いため、先生の質が高い場合が多く、曜日や時間帯の希望や細かい先生への要望も含めてマッチングしてくれるケースが多いことや、サポートが充実していて、口コミや評判が豊富なのもメリットかと思います。

準大手の家庭教師会社
初期費用
20,000円から40,000円が相場です。
特に中学生だから高いとか安いなどはありません。
指導時給
中学1〜2年生で時給1,800円から2,300円、中学3年生で2,000円から2,500円が相場です。
中学生のお子さんが難関レベルの受験対策をするなら時給2,500円から3,500円に上がる場合があります。
その他費用
中学生の教材費は1教科につき月々3000円から4000円が相場です。
だいたいは2教科、3教科、5教科と選ぶような仕組みになっている事が多いので、月々の相場としては10,000〜20,000円。
教材費がない家庭教師会社は管理費として毎月8000円から15,000円くらいが相場です。
先生の交通費
1回の往復で上限500円から1000円くらいが相場です。
解約金
途中で解約した際の教材費の精算金、管理費の違約金です。
金額は継続した期間によって変動するので、契約する前にシュミレーションをしておくことが必要です。
準大手の家庭教師会社に頼むメリット
費用の相場は大手ほど高くなく、ある程度のサポート体制や講師数が確保されている。
中学生の場合だと月々の相場は18,000円から28,000円。
中学生のお子さんが難関レベルの高校受験をする場合は30,000円から40,000円が相場になります。
準大手の場合は、大手ほどではないにしても家庭教師の登録人数もそこそこ多いです。
先生の質は先生ごとに多少の差はあるかと思いますが、無料体験や講師の交代が比較的スムーズな家庭教師会社であれば問題ないでしょう。
費用の相場も大手より安く、それなりのサポートもしてくれる会社が多いのでバランスが取れた選択肢と言えます。
個人契約のプロ家庭教師
初期費用
個人契約なので入会金はありませんが、個人契約の家庭教師掲示板などを利用した場合、初回に紹介料(仲介料)がかかります。
相場は10,000円から15,000円くらいです。特に中学生だから高いとか安いなどはありません。
指導時給
家庭教師を職業にしているプロの家庭教師なので相場は高くなります。
中学1〜2年生で4,000円から5,000円、中学3年生は5,000円から6,000円が相場です。
難関レベルの高校受験専門のプロ家庭教師になると、時給6,000円から8,000円が相場となり、かなり高額になってきます。
その他費用
個人契約なので高額な教材費や管理費などはかかりませんが、プロの家庭教師の場合、中学生を指導する際に使用する問題集を決めている方もいるので、指定された中学生向けの問題集を購入する費用がかかるケースがあります。
教科数にもよりますが3,000円から6,000円くらいが相場になります。
先生の交通費
個人契約かつプロの家庭教師は家のすぐ近くにいないことが多いので、1回の往復で上限1,000円から3,000円くらいが相場です。
解約金
個人契約の場合、トラブルを防ぐために契約内容についての書面を交わす場合と交わさない場合があります。
事前に契約書を交わす場合は、契約期間とその期間内にやめた場合に違約金がかかるかどうか事前に確認が必要です。
個人契約のプロ家庭教師に頼むメリット
1番のメリットは、短期間で成績アップが見込めることができ、内申点や志望校対策などをきめ細かくカバーしやすいところです。
その分、指導時給も高く、指導時間が長めに設定されるケースが多いので相場は高額になります。
学校の補習であれば月々で50,000円から60,000円、中学生のお子さんが難関校の受験対策をする場合は80,000円から90,000円が相場です。
難関レベルの高校受験は出題傾向に合わせて細かく対策をする必要があるのでプロ家庭教師も向いているかと思いますが、学校の補習に関しては、指導経験のある大学生や社会人でも十分に対応できるので、プロ家庭教師をつける必要性は低いかと思います。

個人契約の大学生の家庭教師
初期費用
個人契約なので入会金はありませんが、個人契約の家庭教師掲示板などを利用した場合、初回に紹介料(仲介料)がかかります。
相場は10,000円から15,000円くらいです。
特に中学生だから高いとか安いなどはありません。
先生の時給
中学1〜2年生で2,200円から2,700円、中学3年生は2,500円から3,000円が相場です。
準大手の家庭教師(大学生)より時給が500円から1,000円高くなるイメージです。
個人契約は個人で時給を自由に決められるので、家庭教師会社よりは時給の相場が高くなる傾向にあります。
その他費用
追加の教材費は基本的にないが、問題集の購入が必要なケースもあります。かかったとしても書店に売っている中学生向けの問題集代くらいが相場になります。
先生の交通費
個人契約の先生は家のすぐ近くにいないこともあるので、1回の往復で上限1,000円から2,000円くらいが相場です。
解約金
個人契約の場合、トラブルを防ぐために契約内容についての書面を交わす場合と交わさない場合があります。
事前に契約書を交わす場合は、契約期間とその期間内にやめた場合に違約金がかかるかどうか事前に確認が必要です。
個人契約の大学生の家庭教師に頼むメリット
1番のメリットは、比較的安い料金で家庭教師を頼めるということです。
月々の相場は15,000円から25,000円、中学生のお子さんが難関レベルの高校受験をする場合でも25,000から35,000円が相場です。
「先生」と「生徒」というあまり固い感じではなく「お兄さん」や「お姉さん」のような先生を希望される場合はとても適しているのではないかと思います。
ただ、大学生の家庭教師は「人柄」や「指導経験」も人ぞれぞれなので、お子さんと相性が合うか、中学生のお子さんが中学受験を希望される場合は、受験対策に対応できる指導経験があるのかを確認しておく必要があります。
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ここまで中学生向けの家庭教師の相場についてお話をしてきましたが、比較材料として「中学生向けの塾の料金相場」について簡単にお伝えしていこうと思います。
●中学生向けの塾の料金相場
中学生向けの塾の料金は、指導形式や学年によって大きく異なります。以下は一般的な料金相場の目安です。
1. 集団指導塾の相場
集団塾は複数の生徒を一斉に指導する形式で、料金は比較的抑えられる傾向があります。
- 中学1~2年生: 月額10,000円~20,000円
- 中学3年生(受験生): 月額15,000円~30,000円
集団塾ではクラスメートと一緒に学ぶ環境が整い、競争意識が高まることがメリットですが、個別のフォローが難しい場合もあります。

2. 個別指導塾の相場
個別指導塾は講師1人が1~2名の生徒に対して指導を行う形式で、集団指導に比べて料金は高めです。
- 中学1~2年生: 月額15,000円~35,000円
- 中学3年生(受験生): 月額20,000円~50,000円
個別指導塾は生徒一人ひとりに合わせた指導が可能なため、苦手分野の克服に適していますが、料金が高くなる点に注意が必要です。

3. オンライン塾の相場
近年人気のオンライン塾は、対面よりも料金が安く設定されている場合が多いです。
- 中学1~3年生: 月額5,000円~20,000円
オンライン塾は自宅で学習できるため通塾の手間が省け、料金も手頃ですが、生徒の自主性が求められることが多いです。

4. 注意点
塾の料金には、入会金や教材費、夏期講習や冬期講習の追加費用が含まれることが多いため、総額を把握することが重要です。また、集団指導塾や個別指導塾でも、校舎や地域によって料金に差があるため、契約前にしっかり確認することをおすすめします。
●家庭教師を料金面で選ぶ際の注意点
1.指導料以外の費用を確認する
家庭教師の時給は分かりやすいですが、テキスト代や交通費など、時給以外に費用がかかる場合があります。契約前に追加費用があるかどうかをしっかり確認しましょう。

2.料金の仕組みを比較する
家庭教師の料金体系は、時間単位や月額制などさまざまです。また、個人契約や派遣会社を通じた場合でも料金に違いがあります。どちらが自分に合うか、事前に調査しておくことが重要です。
3.料金と質のバランスを考える
料金が安い家庭教師に魅力を感じるかもしれませんが、質が伴わない場合は効果が期待できません。料金だけでなく、家庭教師の実績や指導スタイル、口コミ、評判も確認して、納得のいく選択を心がけましょう。
4.契約期間や条件を確認する
途中解約が難しい場合や解約金の取り決めがある場合もあるので、契約前にしっかり確認をすることが大切です。

5.地域ごとの料金相場を理解する
家庭教師の料金相場は地域やサービス内容によって大きく異なります。自分の住んでいる地域の相場を事前に調べておくことで、不必要に高額な料金を支払うリスクを減らすことができます。
6.オンライン指導の選択肢も検討する
オンライン家庭教師は、通常の家庭教師よりも料金が安い場合があります。特に、移動が不要なため交通費もかかりません。コストパフォーマンスを重視する場合は、オンライン指導も検討すると良いでしょう。
7.無料体験や面談で確認する
面談や無料体験授業を通じて、指導の質や相性を確認することができます。この際に料金の透明性や契約内容についても直接質問することで、不安を解消できます。

いかがでしたでしょうか?
中学生のお子さんに家庭教師を頼む際には、さまざまな料金や費用がかかります。さらに、どこに頼むかによっても相場は大きく変わります。
今回の内容を参考にして頂き、中学生のお子さんに合った家庭教師を選んであげてくださいね!
また、私の運営する家庭教師のアーチは「低料金」かつ「家庭教師の質」にこだわり、充実したサポートを心がけています。よろしければ比較検討の一環としてご覧いただけると幸いです。
宜しくお願い致します。
