家庭教師のトライの料金を徹底解説【2025年最新版】 /料金表・コース内容などを詳しく解説します

こんにちは!「家庭教師のアーチ」代表の白岩です。

今回は、「家庭教師のトライの料金システム」についてお話ししていきます。 

今回のテーマ
家庭教師のトライの料金システム

私は「家庭教師のアーチ」を運営しておりますが、今回の記事は家庭教師のトライを否定する内容ではありません。純粋にこれまでの経験を生かして皆さまの参考になる情報を提供できたらと思っています。

やはり家庭教師センターで一番有名なのは「家庭教師のトライ」ですよね。全国規模なのはもちろんのこと、テレビでも色々なキャラクターを使って楽しいCMが流れているのを見たことがあるのではないでしょうか。

家庭教師のトライは、家庭教師サービスを提供する大手企業で、全国展開しています。このサービスは、生徒一人ひとりの学力や目標に応じたオーダーメイドの学習プランを作成し、自宅で個別指導を受けられることが特徴です。プロの家庭教師や大学生など、多様な講師が登録しており、学校の補習から受験対策まで幅広いニーズに応えています。

家庭教師のトライは「トライ式学習法」を導入しており、苦手分野を効率的に克服できる指導方法を提供します。また、AIやICTを活用したオンライン学習システム「Try IT」や「オンライン家庭教師」も利用可能で、コロナ禍以降は特に注目されています。これにより、時間や場所を選ばず、より柔軟に学習を進めることが可能です。

さらに、無料体験授業や学習相談を通じて、サービス内容を試せる点も安心材料の一つです。家庭教師のトライは、生徒と講師の相性を重視し、相性が合わない場合には講師を変更する柔軟性もあります。これにより、生徒がリラックスした環境で学習に取り組めるよう配慮されています。

おそらくこのページを見て頂いている方は「トライに頼もうと考えているけど料金はいくらなんだろう・・・」と料金システムや費用面を参考にしたうえでトライに頼むかどうかを決めたい!という方ではないでしょうか。

しかし、実際にトライのホームページを見てみると、 

「トライではお子さま一人ひとりの性格・学力・志望校・学習目的などの条件に合わせて、学習内容・教材・宿題の量・学習進度・指導方法など、完全オーダーメイドでお子さまに最適な学習カリキュラムを作成します。そのため、授業料・料金はお子さま一人ひとり異なります。授業料・料金に関する詳細はお気軽にお問い合わせください。」

上記の様な記載になっているので、具体的な費用についての説明や料金表などの記載がありません。「トライに頼みたいけど料金や相場が分からないと不安・・・」というご家庭も多いと思います。

そこで本記事では「家庭教師のトライの料金システム」を、2025年版の最新情報を交えながら詳しくご紹介します。

2024年末~2025年初頭にかけて、家庭教師のトライの料金体系やキャンペーン情報に大きな変更がないかを確認してみましたが、現時点(2025年3月)では、大幅な料金改定は公表されていません。ただし、時期によっては入会金無料キャンペーンなどが開催されていることもあるので、最新の公式サイトや資料で必ずご確認いただくことをおすすめします。

【トライの料金①】入会金はかかるのか?

はてな顔の母親のイラスト

まず家庭教師センターに頼むときに発生することが多いのが「入会金」などの初期費用です。

結論から言いますと、家庭教師のトライでは「11,000円(全国一律)」の入会金が初期費用としてかかります。

この金額に関しては、お客さまで以前にトライに頼んでいた方やお問い合わせの段階でお聞きした内容です。

一般的な家庭教師センターだと入会金などの初期費用の相場は「20,000円前後」なので大きな違いは無いようです。やはりトライくらいの規模になると、CMなどの広告費や教師の募集費、最初に体験で伺う交通費や人件費など、会社を運営していくうえで膨大な金額がかかっていることは間違いないので、このくらいの金額が初期費用としてかかってくるのではないかと思います。

Information

家庭教師のトライでは、入会金無料や授業料割引など、定期的にお得なキャンペーンが行われています。例えば、初月授業料無料や、入会金11,000円が無料になる初期費用無料キャンペーンなどがあります。
2025年3月現在、家庭教師のトライでは春・夏・冬など季節ごとに「入会金無料」や「初月の授業料割引」キャンペーンが実施されている可能性があります。お問い合わせ時期によっては通常よりお得に始められるので、必ず時期ごとのキャンペーン情報をチェックしてみてください。

▼初期費用0円!アーチの料金も参考にしてみる

【トライの料金②】教材費はかかるのか?

家庭教師センターに頼むと「高額教材」というイメージがある方もいらっしゃるかと思いますが、トライに関しては「高額教材」の費用はないと考えて問題ないかと思います

トライの口コミにも、 

「トライでは、買わなければならない教材はありません。 学校から配られた副教材・塾のテキスト・市販の教材などから、トライがお子さまの学習状況に応じて最適の教材を選択します。高額な教材をお買い求めいただく必要はありませんので、ご安心ください。」

という記載がありますし、私も「トライで高額教材を購入した」というお話は聞いたことがありません

ただ、最新の価格情報(2024年12月時点)では、無料の映像授業「Try IT(トライイット)」や、有料の「AIタブレット」、高校受験対策用の問題集なども提供しています。これらは必要に応じて利用することができますが、強制ではなく、購入するかどうかはご家庭の判断に委ねられています。

したがって、基本的な指導において追加の教材費は発生しませんが、オプションの教材を利用する場合プランは別途費用がかかることがあります。詳細については、公式サイトや担当者に直接お問い合わせされることをおすすめします。

テキストを持った女子のイラスト

【トライの料金③】管理費はかかるのか?

そもそも管理費とは、会社を運営する上での費用という形になります。家庭教師会社ごとにかかる、かからないはあります。教材費を取って管理費は取らない、教材費はかからないが管理費がかかる、両方かかるなど、家庭教師会社によっていくつかのプランがあります。

家庭教師のトライに関しては、以前は管理費が「3,500~4,500円」かかっていた時期があるようですが、2024年12月時点での価格情報では、管理費はかからない料金体系になっているようです。 

家庭教師会社に頼むときに発生する管理費は、会社によって金額は異なりますが、安くて2,000円、高いところでは5,000円以上かかる会社もありますので、実際の価格については事前の情報収集が必要になります。

仕事をしている女性のイラスト

【トライの料金④】指導料はいくらかかるのか?

家庭教師のトライの料金の中で一番の肝になるのが指導料です。これも地域や学年によって価格が変わってくる部分はありますが、平均すると1時間で「小学生は3,300円~」「中学生は3,800円~」「高校生は4,300円~」になります。

通常、家庭教師の時給相場が「小学生は1,500~1,800円」「中学生は1,800~2,000円」「高校生は2,000~2,500円」なので、指導料で言えば相場以上の金額になってきます。

では、なぜ家庭教師のトライの指導料は相場より高いのか?という事になりますが、家庭教師のトライはCMなどの広告もたくさん出しています。運営する費用も含めて考えると、初回のみの入会金だけではまかなえる金額ではありません。この指導料の約60%~70%は仲介料としてトライに入る仕組みになっています。

例えば、中学生の指導料を4,000円(60分)とするなら、1,500円は指導の時給として先生に入り、残りの2,500円はトライに入る仕組みになっているという事です。 

これが60分ではなく、90分、120分・・・など時間数が増えていくと比例して月謝も上がっていくことになります。

テスト前に回数や時間を増やしたい、のちのち回数を増やそうと考えている、このような考えをお持ちの方は、指導料の価格を踏まえて契約をした方が良いかもしれません。 

家庭教師を受ける男子のイラスト

【トライの料金⑤】交通費はかかるのか?

交通費に関しては家庭教師のトライに関わらずですが、先生がご家庭まで通う交通費に関しては別途、月額としてかかってきます。

公共交通機関を利用する先生であれば電車代やバス代、車やバイクで移動する先生であればガソリン代(1キロ15~20円程度)で月額としてかかってきます。

この費用に関しては、以前に家庭教師のトライを利用された方に聞いてみたところ、1回の指導につき1,000円くらいが相場で、地域によって先生が遠方から来る場合は1,500〜2,000円くらいが月額としてかかってくるケースがあるようです。 

自転車、自動車、電車のイラスト

【トライの料金⑥】月謝の目安はいくらか?

ここまでは、家庭教師のトライの初期費用、教材費、管理費、指導料に関してお話ししてきましたが、やはり気になるのは「月額として毎月いくらくらいかかるの?」という部分ではないでしょうか。

地域によっても料金相場が変わってくるので、あくまでも目安の月謝になりますが以下にまとめてみました。

先ほどお伝えした「小学生3,300円」「中学生3,800円」「高校生4,300円」で算出してみると、 

▼スマホで見る場合は横向き画面が見やすいです

(←横スクロールもできます→)

週1回60分週1回90分週1回120分
小学生13,200円~16,200円19,800円~22,800円26,400円~29,400円
中学生15,200円~18,200円22,800円~25,800円30,400円~33,400円
高校生
17,200円~20,200円25,800円~28,800円34,400円~37,400円
週2回60分週2回90分週2回120分
小学生26,400円~29,400円39,600円~42,600円52,800円~55,800円
中学生30,400円~33,400円45,600円~48,600円60,800円~63,800円
高校生34,400円~37,400円51,600円~54,600円68,800円~71,800円

地域や先生のコースによっても違いますが、家庭教師のトライの最低ラインの月謝プランとしては上記のような形になります。週2回の場合は上記の月謝を2倍にして考えて問題ないかと思います。この月謝に指導回数分の交通費が加算される形になります。

ただ、家庭教師のトライには、学年ごとにいくつかのコースがあります。各コースの詳細についてはのちほど説明します。

また、家庭教師のレベルも「一般講師」「プロ家庭教師」で分かれており、「一般講師」は主に大学生や社会人、「プロ家庭教師」は指導経験が豊富な専門家や教員経験者となります。

先ほどの月謝の金額であれば、一般的な家庭教師の料金としては標準か安い価格設定かと思います。

ただ、家庭教師のトライを利用した方からの問合せでは「料金が高かった」というニュアンスの話がよく出てくるので、選択する「コース」や家庭教師の「レベル」によって月額のプランが異なり、追加料金があるのではないかと思います。

家庭教師のトライに入会する場合は、実際にかかる費用について、事前にコースごとの月額プランの説明をしっかり聞いたうえで検討されることをおすすめします。 

Information

「家庭教師のトライ」では、学年や目的に応じたさまざまなコースが提供されています。例えば、中学生向けの高校受験コースでは、週1回90分の授業で月額28,000円(税込)程度、120分授業だと月額36,000円程度が目安です。また、高校生向けには、思考力重視の大学入試対策コースがあり、週1回90分で月額34,000円、120分だと月額44,000円前後となります。コースや講師のランクによって料金は変動するため、カスタマイズされたプランが選べるのが特徴です

それでは、プロ講師の内容と料金についてもまとめてみましたので参考にしてみてください。

プロ講師の内容と料金

1.プロ講師の特徴
  • 高い学歴を有する(例: 難関大学の卒業生や在籍者)
  • 教育に関する豊富な経験や専門知識を持つ
  • 過去に指導した生徒の実績(合格率や成績向上)が優れている 
  • トライ独自の厳しい研修を修了した講師のみがプロ講師として活動できるため、一定の指導スキルが保証されています。
  • 中学受験や高校受験、大学受験など、特定の試験や科目に特化した指導が可能。
  • 苦手科目の克服や、成績上位を目指す指導にも対応。

2. 対象となる生徒
  • 難関校を目指す受験生
  • 成績を大幅に向上させたい生徒
  • 苦手科目を徹底的に克服したい生徒
  • 中高一貫校や進学校の高度なカリキュラムに対応する必要がある生徒 
3.指導内容とスタイル
  • 生徒一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドのカリキュラムを作成
  • 教科書に基づくだけでなく、入試問題の解法テクニックや応用力を養成
  • 勉強方法や習慣作りのアドバイスなど、学習全体をサポート 
4.プロ講師の料金

家庭教師のトライのプロ講師は、一般の講師と比べて指導料が高い傾向にあります。具体的な料金は以下のようなポイントで変動します。

  • 指導時間(60分、90分、120分)
  • 科目や難易度
  • 地域による講師の供給状況 

参考料金

一般的に、プロ講師の授業料は1時間あたり5,000円~10,000円程度の価格設定になるケースが多いとされています。

5.メリットと注意点
  • 高度な専門性と指導スキルによる質の高い授業
  • 難関校の傾向を熟知し、的確なアドバイスが得られる
  • 個別指導のため、生徒の理解度やペースに合わせられる 
  • 料金が高額になるため、コストと効果を見極める必要がある
  • 高度な指導に対応できる講師の人数が限られる場合がある 
6.プロ講師の選び方
  • 面談や体験授業を通じて、生徒との相性を確認
  • 教育相談時に目標や希望を詳しく伝え、最適な講師を提案してもらう
  • トライ独自のサポート窓口で疑問点や不安を解消する 

▼スマホで見る場合は横向き画面が見やすいです

(←横スクロールもできます→)

週1回60分週1回90分週1回120分
小学生20000円~25000円30000円~35000円40000円~45000円
中学生24000円~29000円36000円~41000円48000円~53000円
高校生
28000円~33000円42000円~47000円56000円~61000円
週2回60分週2回90分週2回120分
小学生40000円~45000円60000円~65000円80000円~85000円
中学生48000円~53000円72000円~77000円96000円~101000円
高校生56000円~61000円84000円~89000円112000円~117000円

【トライの料金⑦】更新料や解約金はかかるのか?

家庭教師のトライでは、契約を更新(年1回)する際に更新料として10,000円がかかっていた時期がありますが、最新情報(2024年12月時点)では、更新料はかからないようです。

2024年末の時点では、更新料や解約金に関して以前より緩和されているとの情報がありました。2025年3月現在、大きな変更は報じられていませんが、地域や契約コースによっては解約時の事務手数料が発生する可能性もあります。実際の契約前に、必ず契約書面や公式サイトで詳細にご確認ください。

【トライの料金⑧】オンライン家庭教師になると料金は変わるの?

オンライン授業を受ける男子のイラスト

オンライン家庭教師のお申し込みの場合、入会金10,000円が初期費用としてかかります

ただ、頻繁にキャンペーンがあったりするので、入会金が無料になるプランもあれば高くなるプランもあるかもしれません。

月々のオンライン家庭教師のお月謝ですが、
月4回60分月額13,200円~、月4回90分月額19,800円~、月4回120分月額26,400円~
です。

お住まいの都道府県によって多少料金の相場は違いますが、上記は中学1年生(学年が上がれば料金プランも上がります)の料金プランになります。

「~」という表記についてですが、先生のランクによって料金が変動するようです。

先生のランクに関しては、以下の4通りです。 

①地方の大学生
②首都圏の有名大学の大学生
③地方のプロ家庭教師
④首都圏のプロ家庭教師

①~④でそれぞれ料金が変わります。月4回60分であれば・・・

①13,200円
②15,200円
③23,200円
④27,200円

という月額になります。

ただ、先ほど「⑥月謝の目安はいくらか?」という項目でもお話しした通り、選択する「コース」や家庭教師の「レベル」によって月額のプランが異なり、追加料金があるのではないかと思います。

家庭教師のトライに入会する場合は、料金プランについて事前に説明をしっかり聞いたうえで検討されることをおすすめします。 

では、ここまでの内容をまとめておきます。

【トライの料金】まとめ

入会金として初期費用11,000円が必要

教材費はかからないが、オプションの教材を利用する場合は別途費用がかかることがある

管理費はかからない

1時間の指導料の目安は、小学生3,300円~/中学生3,800円~/高校生4,300円~
これはあくまで最低限の指導料になり、選ぶコースや家庭教師のレベルによって追加料金がかかる可能性が高い

交通費は1,000~2,000円(指導1回につき)

月謝(週1回の場合)の目安は13,200~26,400円(小学生)15,200~30,400円(中学生)17,200~34,400円(高校生)に別途交通費が必要
これもあくまで最低限の月謝になり、選ぶコースや家庭教師のレベルによって追加料金がかかる可能性が高い

以前は10,000円かかっていたが2024年12月時点では更新料はかからない
解約金は発生するケースと発生しないケースがある

入会金は10,000円。中学1年生であれば、月4回60分(13,200円~)、月4回90分(19,800円~)、月4回120分(26,400円~)
先生のランクが4通りあり、ランクによって2,000円~14,000円上がる(中学1年生の月4回60分の場合)

以上が、2025年版の最新情報を踏まえた「家庭教師のトライ」の料金・サービス概要です。基本的な料金システムには大きな変化はないようですが、入会キャンペーンやICTの進化、受験改革への対応など、年々サービス内容は進化しています。

大切なのは、実際に「どのぐらいのコマ数が必要か」「受験や定期テスト対策のスケジュールをどう組むか」を踏まえて、公式サイトや無料カウンセリングで詳細な見積もりを取ることです。ご家庭のニーズに合ったプランを見極めて、ぜひベストな学習環境を整えてあげてくださいね。

また、家庭教師のトライだけでなく「他の家庭教師とも比較して選びたい」という方は、私の運営する「家庭教師のアーチ」も参考にして頂けたら嬉しいです。 

(参考)コース別の詳細について

●小学生向けコース

●中学生向けコース

●高校生向けコース

●トライ式特別コース

(参考)料金についての口コミ

○良い口コミ

△悪い口コミ